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てるてるあした/加納朋子 [本]

てるてるあした

てるてるあした

  • 作者: 加納 朋子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本
以前から読みたかったこの本。「ドラマ化」のニュースを聞いて、なおさら
早く読みたくなり、早速読んでみた。
そうしたら、少なくともこの1年で、一番いい出会いをした本となった。
 
この本は、『ささら さや』という本の姉妹編である。
この本だけ読んでも、楽しめるだろうけれど、『ささら さや』を読んでからの方が、
より、楽しめると思う。
と、いうのも、まず、舞台が同じ『佐々良』の街なので、物語に入りやすい。
そして何より、『ささら さや』に出てきた人たちが、
この『てるてるあした』にもたくさん登場するので、キャラクターに愛着が持てるのだ。
 
『ささら さや』は、謎解きの要素のある、心温まる物語だった。
人々の交流を、温かい視点で見つめる、お話だった。
しかし、この『てるてるあした』は、少し趣きが違う。
主人公は、15歳の女の子。
まっすぐな気持ちも、ねじまがった気持ちも、たくさん抱えている。腹が立つこともたくさん。
そんな女の子の、1人称で、物語は進む。
高校進学間近、という時に、家族は、夜逃げをするはめに。
女の子は、家族と離れ、「佐々良」という街で暮らし始める。
そこで、『ささら さや』に出てきた、あの人たちとの交流が、始まる。

僕は、読んでいて、女の子のとんがった心と、自分の心が、たくさん重なって、
心がヒリヒリと痛かった。なんだか、今も自分の中にある、昔の自分と重なったような。
途中で一旦本を手放しても、ヒリヒリした気持ちがおさまらず、読みつづけずにはいられなかった。
それに、先が気になって仕方がなかった。
主人公のことが、一時も放っておけないような気がして。

最後まで一気に読み終わった時、放心状態になった。
おそらく、涙を流す人もいるだろうと思う。
じっくりとかみしめたい物語。
 
そして、とても読みやすい。読んでいると、物語がサラサラと心に流れ込んでくる。
何度か、声に出して笑った。その笑いが、グッときたりもした。
 
これが、キャラメルボックスの脚本家の手によって脚本になり、
「雨と夢のあとに」のスタッフによってドラマ化され、
黒川智花さんと木村多江さんが演じて…。
…本を読んで確信した。これは、心動かされる、とてもいい番組、おもしろいドラマになる。

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賢治島探検記 [キャラメルボックス]

加納朋子さんの「てるてるあした」を読み終わり、放心状態のみずです。
とてもいい本に出会いました。また近々、記事にします。

さてさて。「賢治島探検記」のこと…ちょっとずつ書いてたんだけれど、
ようやく書き終えたので、アップします~。

ちなみに、見に行ったのは18日。おもしろかった~!

このお芝居、2002年に初演されているが、僕はこれは見ていない。
今回が、初めて。
「宮沢賢治のお話が、いくつかお芝居になっている」ということ以外、前知識のないまま、見に行った。

本で読むと、日常とは遠い世界のお話のような印象を抱いていた、宮沢賢治の世界。
その世界に、こんなにもすんなりと、日常の延長のように入り込めるなんて、驚き。
最初は、気軽に見ているのに、ラストシーンの頃には、すっかり自分も、
お話の世界の中に入り込んで感情を揺り動かされていた。
こんなに気軽に、賢治の世界に連れていってもらえるので、気構えなしに、飛び込める。
…それが、すごく楽しくて、心満たされて。

目の前に、賢治の物語が、立体的に、鮮やかに、展開されて。
それは、ワクワクする体験だった。たくさん笑ったし、感動もした。

3月14日まで、インターネットで、このお芝居が見られるようになっています。
so-netの会員であれば、無で見ることができます。
他のプロバイダに加入している方も、一番安いコース(月額300円)で
会員になりさえすれば、見ることができるそうです。
こちら → http://www.so-net.ne.jp/press-caramelbox/bc/index.html

以下、ネタバレします~。

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フィギュアスケート [今日のできごと]

今朝、起きて、テレビをつけたら、ちょうど、フィギュアスケートで、
安藤選手が演技をしているところだった。
果敢に挑戦する姿に元気をもらって、「さぁ」と気合を入れて、出かけた。
スケートのラジオ中継を聞きながら。

朝はいつも、6時前に家を出る。冬は当然、真っ暗だ。
でも、今朝は、家を出たら、空がほんのりと明るかった。
もう何ヶ月も、真っ暗の中出かけてたから、嬉しかった~!
これで、この先は当分、明るい中、出かけられる。
春が近づいてきてるんだなって思ったよ。

荒川選手の演技も、電車の中で聞いた。荒川選手の成績が出る…!っていう、その直前、
時刻は6時半になり、ラジオの中継は、一旦中断されて、ラジオ体操になった。
ラジオのチューニングを、テレビの音声に合わせなおした。
駅前で、しばらく立ち止まって、中継を聞いた。点数が発表された。
「日本人がメダルを獲得するのは確定」ということだった。「おぉぉ!!」って思った。

そして、村主選手の演技。
しかし、テレビ中継を音声で聞いているので、聴こえるのは音楽と拍手だけ。…うぅ、切ない。
大好きなラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を、
明け方の、人気の少ないなんばの駅前で聞きながら、
村主選手が今まさに滑っているんだなぁ…と、トリノに思いをはせる。
(村主選手、好きなんです。村主さんの演技にはいつも、キューッと惹かれます。)

でも、早く出勤しないといけないので、地下鉄に飛び乗った。ラジオは聞こえない。
西梅田までの7分間、熟睡…。

で、西梅田で電車を降りて、地上に出て、再び中継を聞いた。
最後から2番目の選手が滑り終えて、後はスルツカヤ選手を残すのみ、という場面だった。
点数が発表され、「荒川選手が金か銀を獲得するのは確定」と言う。
おぉぉぉぉ、すごいっ!!…と思いながら、村主さんの結果が気になりつつ、
ラジオの聞こえない地下へ行って、仕事着に着替えた。

そして、バイトのお店に入って、開店前のお店でラジオのスイッチを入れた。
ドキドキドキドキ…。
スルツカヤ選手の演技も終わり、点数が発表されるところだった。
そして、荒川選手の金メダルの瞬間を、生で聞いた!!
うわぁぁぁぁぁ、って、感動がこみあげてきた。
嬉しいだけじゃなくて、熱くなったよ!!
村主さんの結果も、この時に知った。

で、ラジオを切って、7時10分、仕事開始!

家に帰って、やっと、テレビで、フィギュアスケートを見ることができた。
荒川選手の演技を見て、グーッと、テレビにすいこまれそうになった。
美しくて、のびのびしていて。演技を見て、そして、金メダル確定の瞬間を見て、
改めて、今朝と同じ感動を味わった。

村主選手の演技も見た。美しいシルエット、そして、どこか切ない演技。
もう、大好きだ…。涙が出るかと思ったよ。

ひさしぶりに、魂を揺さぶられた…そんな1日だった。
しかも、繰り返し、何度も…。
おめでとうございます!!

今、CDで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を聴いてる。
村主さんの演技の時の音楽は、この曲の1楽章と2楽章をつないだものだ。
今までだって大好きだった、この曲の、好き度が、さらに数段アップした。


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ヤミナベ・ポリスのミイラ男/梶尾真治 [本]

何度も、何度も、大爆笑。とてもじゃないが、電車の中では読めない。
もう、「それを言っちゃぁ身もふたもないー」とか「うぉーバカバカしすぎるー」とか
「うははははははは(壊)」とか、とにかくハチャメチャで、大笑いして、スカッとした。
梶尾真治さんときいて、「黄泉がえり」や「クロノス・ジョウンターの伝説」
「エマノン」シリーズ
を思い浮かべた人には、おそらく、この本を読めばのけぞるだろう。
あの、詩情だったり、胸が熱くなる感動だったり、素敵なラブストーリーだったり、
とても切なかったり、…そんな世界とは、全く違う。
主人公、吹原和彦(←!!)は、ヤミナベ・ロイヤルホテルの、アルバイトのボーイさん。
ある日、そのホテルでは、全宇宙のスーパー・ヒーローが集まる「超人サミット」が開かれていた。
ところが、その会場で、悪の組織の仕掛けた爆弾が大爆発。みんな吹っ飛んだ。
しかし、和彦の脳は、奇跡的に生きていた。彼の脳は、医師によって、
48人の超人たちの生き残ったパーツと、ツギハギされる。
こうして、超人たちのそれぞれの強い部分が1つに集められた、そして頭脳は和彦という、
「気弱で最強のヒーロー」が誕生した。全身包帯で覆われているので、その名も「ミイラ男」。
彼は、スーパーヒーローになる気などさらさらなかったのだが、どういうわけか、
結局、悪の組織と戦わざるを得なくなる。
こうして、ハチャメチャなヒーローと、ハチャメチャな悪の組織の、
ハチャメチャな戦いが、始まったのであった。
ところで。なぜか、主人公の名前が、「吹原和彦」である。
読み始めてすぐに、「クロノス・ジョウンターの伝説」に出てくる吹原とは別人だとわかるのだが、
(両親や親戚もこの時代にいるようなので。)
でも、なんだか、キャラクターとかが、別人とは思えなくて、いろいろと想像がふくらんで、おもしろい。
ちなみに、このお話が書かれたのは、「クロノス~」より前のようだ。
梶尾さんの本って、同姓同名の登場人物が出てくることが時々あるのかな?
「おもいでエマノン」の本(文庫版)の中にも、「布川輝良」という人が出てくる。
これも、「クロノス~」の布川とは別人だ。
光文社文庫の最新刊なので、今なら、本屋さんですぐに見つけられると思います。
ヤミナベ・ポリスのミイラ男

ヤミナベ・ポリスのミイラ男

  • 作者: 梶尾 真治
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/02/09
  • メディア: 文庫

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カーリングがおもしろい [つぶやき]

「賢治島」の記事は、しばしお待ちを…。

カーリングが、見るたびにだんだんおもしろく見られるようになってきた。
今日の夕方、イタリア戦を見ていたんだけれど、おもしろかった~。
わかりやすい解説もあって、試合も白熱していて、
最後の一投には、手に汗を握りました。


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東京へ。 [小さな旅]

東京に行ってきました。主たる目的は、お芝居「賢治島探検記」を見ること。
新幹線に乗り、品川駅で友人と待ち合わせ。

どこ行きたい?ってきかれたけれど、主だった観光地はだいたい行ったことがあるので、
特に行きたい場所もなくて、悩んだけれど、結局、僕がリクエストした場所が…
…ど~こだ?

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加納朋子さんの小説、ドラマ化 [キャラメルボックス]

ブログの背景を変えてみました。
気が早いですが、3月23日に見に行く予定のお芝居のデザインです。

さて。4月始まりの、楽しみなドラマがあります。「てるてるあした」。
加納朋子さんの連作小説「ささら さや」と「てるてるあした」の
エピソードを織り交ぜたものだそうです。

「てるてるあした」のヒロインに、黒川智花さん。「ささら さや」の主人公に、木村多江さん。

このドラマ、昨年放映されたドラマ「雨と夢のあとに」のスタッフが再結集するそうで、
脚本も、同じく、キャラメルボックスの成井豊さんと真柴あずきさんだそうです。

ひゃあ。これは楽しみだぞ。

「ささら さや」は、後輩タラリラにすすめられて読んだけれど、とってもおもしろいお話だった。
登場人物がみんな魅力的だし、お話も素敵だし、楽しいし。
「てるてるあした」は、まだ読んでいないけれど、近々読みたいと思っていたところだったのだ。

ドラマ「雨と夢のあとに」は、このブログでも前に書いたかもしれないけれど、むっちゃはまった。
このドラマ以来、黒川さんと木村さんが、好きな女優さんになったので、注目しつづけてるし。

そして、脚本が、再び、キャラメルボックスの脚本家のお2人、らしいです。
キャラメルボックスからの発表はまだありませんが
(追記:発表されました!!http://blog.so-net.ne.jp/caramelbox-new/2006-02-17-1
「TVstation」のサイトに載っていました。(アドレスは下の方に載せています。)

このお2人が、加納朋子さんの本を脚本にして、黒川さんと木村さんが演じるなんて!!
「笑って笑って、ハラハラドキドキして、最後は泣けるファンタジー」に、
きっと、なるんじゃないでしょうか。

…とはいえ、まだ最初の発表だけの段階なので、詳しい発表を待ちましょう…。

この情報は、これらのページから持ってきました。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/feb/o20060213_100.htm

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000005-dal-ent

http://tvstation.jp/contents/dra/newd.html#fri


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もうすぐ賢治島探検記 [キャラメルボックス]

キャラメルボックスの「賢治島探検記」が、新宿シアターモリエールで幕を開けたようです。

最初は、行こうとは思っていなかったのだけれど(遠いから…)、
キャラメルの情報誌「ハテナ気象台」に掲載されていた対談を読んで、
気持ちが「うわー、むっちゃ見に行きたい!!」に変わってしまったのです。

今回は、座席数200席という、いつもより小さな劇場で、15公演行われる。東京のみ。
チケットは、完売だそうです(「前日予約」をのぞいて)。

運よくチケットが取れたので、今週末、東京まで、行ってきます!!
時間とお金の節約のため、帰りは、またまた懲りずに夜行バスです…。
(前に東京に行った時、帰りの夜行バスが大雪で運休になって、その日は帰れなくなったのです)
今から、天気予報の「週間予報」を気にしてます…。

宮沢賢治さんの童話がいくつか出てくるという、「賢治島探検記」。
それ以外、いったいどういうお芝居なのか、全く、予備知識がありません。
なんだか、わくわくするなぁ。
楽しみ、楽しみ!!


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功名が辻「山内家旗揚げ」 [ドラマ]

このブログ、記事ごとに、見ていただいた方の数がわかるんです。
とは言っても、トップページを見ただけでは、カウントされません。
記事本体のページ(コメントが表示されているページ)に行って初めて、カウントされます。

で、おもしろいことに、ドラマ「功名が辻」関連の記事が、他の記事に比べて、
明らかに、閲覧者数が多いのです。1.5倍~倍くらい。

それはさておき。

今日もおもしろかった、「功名が辻」。
おもしろいって言っても、おもしろさの中身が、毎回違うのが、いいなって思う。
今日は、ストーリーとしてはそんなに進まなかったけれど、
シーンごとに、「ほほえましい」おもしろさがあった。
もう、「こんなに笑ってていいの?」っていうくらい、最初から笑いっぱなしで…。

話の進み具合としては、信長は美濃に入りました。
近江の浅井家に、信長の妹である市が嫁ぎました。
で、上洛にむけて、足利義昭を呼び寄せたところです。

一豊の、「戸惑い、照れ」などなど、「ちょっと困ったな」っていう表情が、好き。
冒頭の夫婦の会話で、「一国一城の主になっても、側室はいらない。千代だけでいい」
と言うシーンとか。家来の新右衛門の家族が、一緒に住むためにやってきて、
共同生活が始まるところとか(奥さんと、子供が7人!)
それに、「千代、お腹がどうしたのだ?」「減りました!」「?!?!」のシーンとか。

それに、足利義昭役の三谷幸喜さん。似合いすぎます(笑)。
登場しただけで、その似合いっぷりに、受けてしまいました。

さあ、言ってみましょう。山内家の旗印の名前を。「丸三葉柏紋所」(←合ってますか?)

前回の記事は書かなかったけれど、前回もおもしろかった。「新妻の誓い」。
顔も知らない男のもとに嫁ぐ市と、好きな男に嫁いだ千代という、2人の女性を中心に、
いろいろな立場の「妻」たちが登場。千代と市の、馬で出かけて会話するシーンがよかった。


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しっシベ2??? [CDの話]

先日、お昼を食べていた時のこと。

有線放送で、J-POPが流れていた。
女性ボーカルで、ちょっとしっとりと落ち着いた感じの音楽。
短調で、内省的な感じに聞こえた。でも、スケール感もあるような。
今風に、ビートが結構効いている。

最初は、そんなに気に留めてはいなかった。
でも、間奏のところにさしかかった時のことだ。
間奏でピアノが奏でだしたメロディーは、シベリウスの交響曲第2番の4楽章のメロディー。

なっなんだぁ???? シベ2ぃぃぃぃ????

今まで短調だったところへ、この長調のメロディーが流れ出したため、
まるで、サーッと空が晴れるかのような、インパクトのある場面転換になっている。
原曲は3拍子なのだけれど、それが、4拍子になっている。

以前から、シベ2の4楽章って、ポップスに使えそうなメロディーだなぁ、とは思ってたんだけれど、
本当に使ってるしっ!!しかも、何故か間奏に…。

で、何の曲か調べてみたんだけれど、判明しました。

眠る孔雀

眠る孔雀

  • アーティスト: 大竹佑季
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2006/01/18
  • メディア: CD
大竹佑季さんという方のアルバム「眠る孔雀」に収録されている、
「眠る孔雀」という曲だそうです。
こちらで、試聴できます。…が、シベ2の部分は聴けません…。
http://www.otakeyuki.com/
なんか、いい雰囲気の曲だなぁ。

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